【7月22日】マーケットレビュー　『6月物価、2.2%上昇』

本日の市場

日経平均株価:27,914.66（+111.66）

TOPIX:1955.97（+5.38）

決算発表シーズンを迎えており、好決算を発表した企業や好決算が予想される企業を中心に買いが入る動きを見せました。これで7日連続のプラス引けとなります。

1ドル=137.57円

1ユーロ=139.47円

（午後5時時点）

昨日米国市場で下落した流れを引き継ぎ朝方は円買い優勢の動きとなりました。しかし、次第にその傾向は薄れ一転してドル買いが入る結果となりました。

6月の消費者物価指数が発表され、総合指数101.7ポイントで前年同月比2.2%の上昇となりました。

特にエネルギーが前年同月比16.5%上昇しており、その影響が他にも及ぶ結果となっています。

2022年度の実質成長率見通しを2%程度下方修正する見込みであることが分かりました。

新型コロナウイルス感染拡大が収まることによる個人消費の回復が予想を下回ったことや足元感染者数が急拡大していることが主な要因と見られています。

また、世界的にも景気減速傾向が見られることから今後の日本においても不安定な状況が続くことが予想されます。

北海道大学と産業技術総合研究所が、高温下でも安定的に熱を電気に変えられる技術を開発しました。

600度でもしっかりと動作することが確認され、工場等大規模施設の高温下での応用が期待されます。

7月10日〜16日の米国の失業保険申請件数が発表され、25万1000件と前週より7000件増加する結果となりました。これで増加は3週連続となります。

アップルやフォード等大手企業で新規採用を見送る動きが見られており、申請件数が増加傾向にあります。今後も金融政策の動向によって件数が増加する可能性も考えられます。

米自動車大手のフォードが、2023年末までに生産を予定しているEVの車載電池調達の目処が立ったことを発表しました。

フォードではEV事業に注力をしており、EV部門への投資を加速させている。一方でコスト面が課題となっており、人員整理を計画している。

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