【8月2日】マーケットレビュー 『7月米製造業景況感、連続低下』

ニュースレビュー

本日の市場

株価指数

日経平均株価:27,594.73(-398.62)

TOPIX:1,925.49(-34.62)

 

円高進行を受けて輸出関連株に売りが集まった他、米中関係の緊張感の高まりを警戒する動きが広がったことから前日比マイナスとなりました。

 

為替相場

1ドル=130.82円

1ユーロ=133.75円

(午後5時時点)

 

株式市場同様、リスク回避の円買いや米国長期金利が下落したことを受けて一時は6月3日以来の130.41円をつけました。その後は円買いが一巡したものの、ドル買いの材料がなく午後5時時点130円台での推移となっています。

 

ニュースレビュー

7月米製造業景況感、連続低下

7月の米製造業景況感指数が発表され、52.8%と境目の50は維持したものの、2ヶ月連続の低下となりました。

2020年6月以来の低水準となり、新規受注と生産の減速双方が指数の押し下げ要因となっています。

 

ANA、最終黒字転換

ANAが4-6月期の連結決算を発表し、最終利益10億円の黒字となり、10四半期ぶりに黒字転換しました。

足元新型コロナウイルス感染再拡大により新規予約数は減少しているものの、国際線が予想を上回る回復を見せている。しかしながら、輸送コストが上昇していることを踏まえると、正常化へ予断を許さない状況が続くだろうと見られています。

 

ファンドラップ運用成績、大手8社に差

金融機関が顧客に代わり運用を行うファンドラップを提供する大手8社のファンドラップ運用成績が発表されました。

2022年1から3月の運用益が出ている顧客の割合1位が三井住友信託銀行で98%、8位が三菱UFJ信託銀行で20%と大きなバラツキが出る結果となりました。

 

コロナ禍で教育費支出に格差

2022年度の年次経済財政報告が発表され、コロナ禍の教育費支出が全体的に減少していることが分かりました。

しかしながら、学校外での教育費支出は増加しており、世帯収入別に見ると上位から最上位層での教育費支出が大幅に増加し、コロナ禍による教育格差が見られています。

 

米石油大手、好調続く

米国石油大手のエクソンモービルとシェブロンが四半期ベースで過去最高益を記録しています。

新型コロナウイルス感染拡大による原油価格の暴落から一転、今年に入り暴騰しています。インフレ懸念にのり足元原油価格は落ち着きを見せているものの、未だ株価は割安水準にいます。

 

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