【7月1日】マーケットレビュー 『iPhone値上げへ』

ニュースレビュー

本日の市場

株価指数

日経平均株価:25,935.62(-457.42)

TOPIX:1845.04(-25.78)

 

前日の米国市場で発表された個人消費支出指数が0.2%増と予想を下回ったことが、景気回復失速を裏付けることとなり米国市場に続いて日本市場にも朝から売りが入る結果になりました。

為替相場

1ドル=135.30円

1ユーロ=141.33円

(午後5時時点)

 

株式市場同様、前日の米国指標の発表で景気回復失速からリスク回避の円買が入る相場となりました。来週はイベントが目白押しとなっており、どれも見逃せません。

(主なイベント)

4日 米国独立記念日(休場)

6日 ISM非製造業景況感指数、FOMC議事録

7日 5月貿易収支

8日 雇用統計

 

ニュースレビュー

iPhone値上げへ

アップルがスマートフォン「iPhone」やその他アップル製品の日本販売価格を引き上げることを発表しました。日本はこれまで世界的に見て販売価格が最も安い国であったが、最新機種「iPhone13」は最大19%の値上げとなります。

食品だけでなく、我々の生活に欠かせない、かつ金額も大きいiPhoneにまで値上げの波が押し寄せています。

 

星野リゾート、若者をターゲットに

星野リゾートは、沖縄県に若者をターゲットとした新たなホテルを開業しました。

コロナ禍で旅行が制限された若者をターゲットにし、新しい人流獲得を目指します。このホテルは29歳以下の場合、1人あたり6,600円で泊まれる料金設定となっています。

 

景況感が連続悪化

日本銀行が発表した全国企業短期経済観測調査で、製造業の景況感が悪化という結果となりました。中国のロックダウンやロシアのウクライナ侵攻により発生したエネルギー高が作用した結果と考えられています。

一方、非製造業においては、2期ぶりに改善の結果となっています。

 

有効求人倍率が連続上昇

厚生労働省が5月の求人倍率を発表し、前月を上回る結果となり、連続上昇となりました。

新型コロナウイルス感染拡大以前の水準まで戻ってきており、行動制限が解除されたことなどから飲食業を中心に求人数が増えています。

住宅ローン固定金利上昇

大手行の住宅ローン固定金利が7月に入り、上昇しています。固定金利は、日本の長期金利に連動することから、長期金利の上昇に追随する形となりました。

一方で変動金利は日本銀行が設定する政策金利に連動するため、政策金利が据え置かれている現在は、住宅ローン変動金利は据え置かれています。

 

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