「資産所得倍増プラン」とは

経済

資産所得倍増プランとは

チャヤ
チャヤ

この前、「資産所得倍増プラン」ってネットの記事で見かけたんだけど、何のこと言ってるんだろうか。

これは、岸田総理が5月に行ったロンドンでの講演で明言していたものなんだけど、内容としては決して難しいものではなく、「貯蓄から投資」にお金の流れを作ろうという計画なんだ。

フィスタ
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チャヤ
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貯蓄から投資へ?

日本人は預金が大好きで、資産の50%以上が貯金されている状態なんだ。だけど、昨今の低金利状況で預金をしていてもお金は増えないから、投資をしてお金を増やしていこう、といったものなんだ。

フィスタ
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引用:DIAMOND online「岸田首相肝いり「資産所得倍増プラン」が為替・金利市場にもたらす2つのリスク」

日米との比較

チャヤ
チャヤ

そうだっのか。でも投資比率を高めることでお金は本当に増えるんだろうか…

うん。例えばアメリカは預金比率より株式比率の方が高いんだけど、株式での運用で日本よりお金を倍以上増やしているんだ。

フィスタ
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引用:金融庁「平成28年事務年度 金融レポート」
引用:日本銀行調査統計局「資金循環の日米欧比較」

以前もあった? 資産所得倍増プラン

チャヤ
チャヤ

そんな状況だったのか。
ただ、この資産所得倍増プランって以前も聞いたことがあったような気がするんだけど、気のせいかな?

その通り、以前もあったんだ。
1960年、当時の首相池田勇人が「所得倍増計画」を掲げたんだ。
当時は高度経済成長期等のおかげもあり、見事達成することができたんだ。
また、実は岸田総理が以前にもこの資産所得倍増プランは公言していたんだけど、あまり話に上がらなくなって今回が2度目の公言だったんだよね。

フィスタ
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まとめ

このように国は「貯蓄から投資へ」様々な制度を設計して、国民の意識改革ひ図ろうとしています。その代表例がNISA制度やiDeCOです。

国はあくまでも制度設計まてで、あくまでも自分の資産は自分で守らなければいけない時代です。そのためにはこれらの現状と制度をしっかりと理解していかなければ自分の資産は守れなくなってしまいます。

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