【6月27日】マーケットレビュー『ロシア産の金、輸入禁止へ』

本日の市場

日経平均株価:26,871.27（+379.30）

TOPIX:1,877.42（+20.70）

米国の金融引き締め策に対する景気後退の懸念が後退した為、ハイテク株を中心にこれまで売られていた銘柄に買いが入る結果となり、東証プライム市場の約70%がプラスとなりました。

1ドル=135.06円

1ユーロ=143.00円

本日の主要為替相場に目立った動きはなく、仲値にかけて輸出企業の円買いが行われた結果若干の円高／ドル安となりました。

主要7カ国首脳会議が26日からの3日間ドイツで開催され、ウクライナ侵攻を行うロシアに対する経済制裁として、ロシア産の金の輸入を禁止することで合意することとなりました。

ロシアの金生産は世界で3番銘柄に多いものの、その割合は10%と依存度がそこまで高くないことから、市場全体への影響は少ないとみられています。

マッチングアプリを利用して、恋愛感情を抱かせた相手から金銭を騙し取るロマンス詐欺の件数が大幅に増加しています。

コロナ禍で出会いの場が減少したことにより、急激に利用者を増やしてきたマッチングアプリですが、メッセージのやり取りが中心とされていることで当事者間での本人確認の難しさが問題を引き起こしています。

26日に支払いの期限を迎えるロシア国債（外貨建）の利払いが、期日までに行われなかったことを米国の報道機関が報じました。

民間企業の借金残高がが2000年以来の高水準であることが発表されました。

新型コロナウイルスの流行により、資金繰りが厳しくなる企業が多発し、その対応策として実質的な無利子での融資を行ったことで民間企業の借金の残高は大幅に上昇しました。

その無利子期間は終わりを迎え、利払いが発生してくるわけだが、返済体力がコロナ前に戻っている企業がどれほどあるのか、はたまた利払いに苦しむ企業がどれほど出てくるのか、新型コロナ対応の出口戦略として今後の動向に注視していく必要があります。

大手菓子メーカーのロッテが9月に商品の値上げを行うことを発表しました。

連日値上げのニュースが相次いでいますが、これからもこの傾向は続いていくことが予想されます。

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