【7月7日】マーケットレビュー 『米国求人数、高水準』

ニュースレビュー

本日の市場

株価指数

日経平均株価:26,490.53(+382.83)

TOPIX:1,882.33(+26.36)

 

前日の米国市場の株高、韓国のサムスン電子が好決算だったことにより半導体関連を中心にグロース株が買われる動きとなりました。

業種別では電気機器や輸送用機器等が上昇、石油や空輸・海運等が下落となりました。

 

為替相場

1ドル=136.12円

1ユーロ=138.73円

(午後5時時点)

 

米国市場が堅調な動きを見せたこと、米国長期金利が上昇したことから、若干のドル高傾向となりました。

 

ニュースレビュー

米国求人数、高水準

5月の非農業部門の求人数が発表され、先月比はマイナスであったものの、依然高水準を保っています。

3月に過去最高を記録してから、2ヶ月連続で減少したものの未だ人手不足の状態は続いています。一方で大手企業でコスト削減を目指して人員整理を行う動きも出てきています。

 

先進国債券からの流出が続く

先進国債券からの資金の流出が続いています。コロナ禍で各国が金融緩和策をとったことで、債券の魅力が低下しています。

しかし、今後景気後退感からリスクオフの流れで安定資産である債券への資金流入が起こる可能性はあります。

 

日銀の国債購入額が過去最高を更新

日銀の6月の長期国債購入額が16兆2038億円と過去最高額を更新しました。日銀は金融緩和政策の継続を表明しており、長期金利の上昇を抑え込む目的とされています。

世界的には金利上昇傾向にある中、海外投資家が日本の長期国債を売却する動きを見せると、更に日銀の購入額が増えることも予想されます。

 

子供向けのカード発行

フィンテック企業のシャトルが子供向けにプリペイドカードを発行するサービスを開始します。

カードでの支払いが増えてきている中で、子供の金融リテラシー向上を狙います。なお、カードへの入金は保護者のスマートフォンより行います。

 

国内不動産、資金流入続く

国内の不動産市場は、依然として資金流入が続いています。金利が非常に低いことと円安傾向が続いていることから海外投資家からの人気も高くなっています。

 

 

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