【6月29日】マーケットレビュー 『東京電力、8月電気料金値上げ』

ニュースレビュー

本日の市場

株価指数

日経平均株価:26,804.60(-244.87)

TOPIX:1,893.57(-13.81)

 

前日の米国市場が景気に対する楽観的な見方から一転、株安となったことから午前から売りが入りました。午後は午前中の下げは一服したものの、一方で上昇に転じる材料もなかったことから安値圏での推移となりました。引き続き米国市場を伺う動きとなりそうです。

 

為替相場

1ドル=136.00円

1ユーロ=143.03円

(午後5時時点)

 

ドル円は上値を目指す動きを見せているものの米国長期金利が低下の動きを見せていることから、136円ちょうどの付近での動きとなっています。株式市場同様に大きな方向感を作るほどの材料がないような動きとなっています。

 

ニュースレビュー

東京電力、8月電気料金値上げ

東京電力は、発電に必要な燃料の価格が上昇していることを受け、8月の電気料金を値上げすることを発表しました。これで12ヶ月連続の値上げとなります。

また、東京ガスを除く大手ガス3社も8月のガス代を値上げすることを発表しました。

東京都人口、3か月連続増加

東京都は都内の人口が3か月で増加しているとを発表しました。23区内では豊島区、新宿区など副都心エリアで大幅増加した他、全23区で増加、市部では小平市や八王子市等で増加となりました。

テレワーク等が浸透したことにより人口が減少していたが、今年に入りその反動を受けた増加傾向が続いています。

即時配達サービスが拡大

即時配達サービスの浸透が急速に進んでいます。

スマートフォンアプリ「クイックコマース」はエリア内を対象に平均11分で商品を届けるサービスを展開しており、現在は都内を対象としているが、今後は大阪や名古屋等を中心に全国展開を進めることで、どこに住んでいても即時配達が受けられるサービスの浸透を目指しています。

バス利用が大幅減少

バスの利用者が大幅に減少しています。

2020年のバス輸送人員の合計が31億人となり、1955年以来65年ぶりの低水準となりました。バスの輸送人員は1970年台をピークに減少傾向にありましたが、2000年台に入りその傾向は鈍化。しかしながら新型コロナウイルスの拡大により再び下落に転じ、昨年比の減少幅では1947年以来となりました。

アプリによる投資詐欺が拡大

投資の原資を名目として若者や働き世代をターゲットに、現金を騙し取る投資詐欺が拡大しています。中でもターゲットが普段使い慣れているアプリを利用した被害が、2021年度の相談件数は昨年比90%の増加と急増しています。

また、投資以外でも「使い慣れたアプリ」という観点でSNSやアプリの利用率が高い層をターゲットにする詐欺は多く発生しています。マッチングアプリを利用したロマンス詐欺や、そこから投資に誘導する等手口は巧妙化してきている。

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