【7月28日】マーケットレビュー 『FRB,2ヶ月連続で0.75%の利上げを実施』

ニュースレビュー

本日の市場

株価指数

日経平均株価:27,815.48(+99.73)

TOPIX:1,948.85(+3.10)

今朝のFOMCで利上げに関する特段のサプライズがなく、米国株が大幅上昇した流れを受けて買いが先行する相場となりました。一時は1ヶ月半ぶりの28,000円台をつけたものの、以降は材料に欠け利確売が入る結果となりました。

為替相場

1ドル=135.57円

1ユーロ=138.41円

(午後5時時点)

海外市場でドルが売られたことを踏まえ、日本市場でもドル売が継続しました。しかし、米国長期金利が一時2.82%まで上昇したことから欧州勢を中心にドルの買い戻しが行われました。

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FRB,2ヶ月連続0.75%の利上げを実施

FRBは27日のFOMCで2ヶ月連続となる0.75%(通常の3倍)の利上げ実施を決定しました。大幅な連続利上げに景気後退を懸念する声がある中で、まずは消費者の生活を圧迫する大幅なインフレの抑制から取り掛かります。

連続の大幅利上げになったものの、既に市場参加者は織り込み済であり、サプライズがなかったことから米株式市場は大幅なプラスとなっています。

シリコンバレーへの起業家派遣

米シリコンバレーへ起業家を派遣するプログラムの大幅拡充が検討されています。

現在年間20人程度であるものを5年後に合計で1000人の派遣を目標としており、日本のスタートアップ市場の盛り上がりを期待します。

トヨタ世界販売台数6%減少

トヨタ自動車が、1〜6月のグループ世界販売台数を発表し513万台と前年同期比6%減少という結果となりました。

未だ半導体不足等、世界経済が不安定な中でもアジア市場では好調を維持しておりドイツのフォルクスワーゲンを上回り上半期3年連続世界販売台数トップとなっています。

明治、56品目を値上げ

明治が、家庭用油脂類や冷凍食品を中心に56品目を9月以降に値上げすることを発表しました。

原材料や運搬コストの高騰が主な理由であり、最大で15.5%の値上げが行われる他、一部商品では容量を減らす実質値上げを行います。

JR東日本、35路線で赤字

JR東日本は2019年度時点で35路線で合計693億円の赤字であったことを発表しました。

新型コロナウイルス感染拡大も重なり不採算路線は自治体と協議の上、コスト削減等の策を練ります。今後、移動手段の在り方に変化が訪れます。

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